こちらは2022年の情報です。
開催概要
会場 | 東京ビッグサイト 南会議室(定員各120名) |
聴講方法 | 聴講無料・事前申込優先 *事前申込は締切りました。 当日空席があれば聴講可能です。 |
講演内容
6月1日(水)
14:30-15:30 基調講演
サスティナブル社会と工業炉
髙橋 愼一
一般社団法人日本工業炉協会 会長
関東冶金工業株式会社 代表取締役社長
サスティナブル社会を論ずるとき,エネルギーを大量消費する工業炉は必要悪か?
その主点を考察し、サスティナブル社会と工業炉について言及する。
その後、未来における工業炉の課題と方向性について展望する。
15:30-16:30 特別講演
カーボンニュートラルへの対応
谷 浩
経済産業省 製造産業局 素形材産業室長
我が国政府のエネルギー政策とカーボンニュートラルに向けた諸施策に加え、カーボンニュートラルを巡る各国政府、金融市場、関連産業界などの動向を紹介する。
また、工業炉業界に対する期待についても述べる。
6月2日(木)
10:30-11:30 特別講演
野球変化球と蕎麦打ち、工業炉 ~コンピュータで何が分かるのか〜
姫野 龍太郎
順天堂大学健康データサイエンス学部開設準備室 特任教授
元 理化学研究所情報基盤センター センター長
一見、何の関係もない題目の三つの項目は、私が手がけたコンピュータによる解析の対象だ。実はこれらには深いつながりがあり、製造工程の改良につながるヒントがある。
本講演では、それらの詳細を紹介する。
11:30-12:30 特別講演
テスラが牽引する自動車電動化競争
佐伯 靖雄
関西大学 商学部 教授
米国BEV専業のテスラが開拓したxEV(電動車)市場は、欧米や日本の既存大手完成車企業の参入を促し本格的な成長軌道に入った。本講演では、xEV市場の競争環境を概観しテスラをはじめとする主要プレーヤーの事業戦略を分析することで、同市場の展望と課題について析出していく。またこうした電動化競争が工業炉業界にどのようなインパクトを与えるのかという点も考察する。