「サーモテック2022 第8回 国際工業炉・関連機器展」(主催:一般社団法人日本工業炉協会 会長:髙橋 愼一、オーガナイザー:メッセフランクフルト ジャパン株式会社 代表取締役社長:梶原 靖志)が、2022年6月1日(水)-3日(金)の3日間、東京ビッグサイト 南1、2ホールにて開催され、大盛況のうちに閉幕しました。5年ぶりの開催となったアジア最大規模の工業炉・関連機器の展示会に、7カ国・地域から175社(国内:164社、海外:11社が出展、出展小間数は前開催に並ぶ409小間を数えました。新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大を経て経済の再加速が急がれる今、業界が一堂に会する本展示会は大きな注目を集め、3日間で9,121名が来場し、会場内は熱心に商談を行う来場者と出展者で活気にあふれました。
【来場者数速報】
2022年 |
6月1日(水) |
(晴れ) |
2,209名 |
(3,000名) |
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6月2日(木) |
(晴れ) |
3,185名 |
(3,613名) |
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6月3日(金) |
(曇り/雨) |
3,727名 |
(4,440名) |
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合計 |
9,121名 |
(11,053名) |
※数字は速報値のため、今後の再集計作業後に変動する場合があります
※( )内は前回の来場者数
一般社団法人 日本工業炉協会 髙橋愼一会長は今開催を振り返り、「新型コロナウイルスの感染拡大、東京オリンピック・パラリンピック2020開催を経て、今回(第8回)は前回から5年ぶりの開催となり、東京ビッグサイト南1、2会場の全ブースで最新の工業炉技術に関する興味深い展示が行われた。開催に向けて早い時期から準備を進めてきた出展各社の皆様とともに、無事に開催を迎えることができ、多くのお客様にご来場頂けたことを深く感謝している。この2年間は、多くの企業がリモートで事業を継続してきたが、やはりお客様と直接会う機会は大切であり、出展各社も来場者の皆様もこの開催を楽しみに待っていたと思う。工業炉は多様な産業を支える熱処理設備だが、多大なエネルギーを消費するため、脱炭素を見据えた意識変革や技術革新への取り組みが不可欠。今回の展示会では、将来の脱炭素を目指す技術や事業の方向性について、出展各社から情報発信された。次回、4年後の開催が楽しみ」と述べました。
また、出展者からは「非常に忙しい3日間だった。ここで来場者と直接話すことでお客様のニーズを知ることができる、とても貴重な機会」、「真剣度が高い来場者と多くの商談ができて、成果としては大変満足している」、「ブース内でのプレゼンに毎回多くの来場者が集まった、今後もリアルの展示会に積極的に出展していく」などのコメントが寄せられました。
注目の基調講演/特別講演、好評の出展者プレゼンテーション
「サーモテック2022」は「環境・熱・未来~サスティナブル社会へ 熱技術の挑戦~」をテーマに掲げ、出展各社による工業炉・熱技術・関連製品やサービスの展示、各種講演や出展者プレゼンテーションなどを通じて、熱技術の新たな可能性を追求しました。
毎回大きな注目を集める「基調講演/特別講演」では、業界を牽引する4名の講師が様々な角度から未来の工業炉の課題、エネルギー政策と脱炭素に向けた施策、電動化競争と工業炉業界などについて講演が行われました。また、会場内にて3日間全26本開催された「出展者プレゼンテーション」は、出展各社による技術開発へのチャレンジ、新製品や新サービスの提案、脱炭素への取り組みなどが発表され、貴重なリアルでの情報発信とコミュニケーションに多くの来場者が参加しました。産学連携・交流の場「アカデミックコーナー」では、9つの大学や国内学術研究機関がそれぞれのブースで最先端技術や研究成果を発表、同時に13本のアカデミックプレゼンテーションも開催され、多くの聴講者を集めました。
本展示会ではすべての参加者の健康と安全を守るため、徹底した感染防止対策が講じられました。参加者全員の入場時の検温、消毒、マスク着用、会場内の換気、会場内滞在者数のリアルタイムでの管理、警備員の巡回などが実施されました。同時に各出展ブース内でもそれぞれに感染防止対策がとられ、出展者、来場者、協力者の皆様にご理解ご協力をいただき、安全に開催することができました。
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*2021年暫定値
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- 「サーモテック2022」9,121名の来場者を迎え大盛況のうちに閉幕 (pdf, 487 KB)